あなたは何のためにYouTubeをやるのか?(①求人募集のための動画の場合)

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YouTubeで動画投稿をする際の大きな目的は次の二つに大きく大別されるだろう。
①YouTubeそのもので収益を上げるために始める。
②YouTubeを通じて何かしらをPRする。(あるいは導線のためのツール)

 すでに多くの方がご存知の通り、YouTubeそのもので収益を上げる(これのみで生活費を稼ぐ)ことはかなりハードルが高い。(が無理ではない。)リスクとしてYouTubeの規約変更など、不透明な部分が多い。しかし、すでに記述した通り、自分のパーソナリティや信頼を掴む意味では無意味ではない。

 このテキストでは②の「YouTubeで何かしらPRする」ことを目的としている人に向けて書きたい。

 目的によって動画の内容は変わってくる!

  PRと一口に言っても、今あなたがやろうとしていることによって紹介の仕方、動画の中身は大きく変わってくる。大きく分けて次のようなジャンルに部類されるだろう。

かっこいい姿を見せることも大きなポイントになる!

 ①求人募集のための動画(一般の人向け)
 ②自社製品、自社技術のPRのための動画(法人向け)
 ③自社サービスのPRのための動画(一般人向け)
 ④観光PRのための動画
 ⑤学校、病院など公共的施設のPR

 ⑥自社メディアとしての動画
 
 それぞれの目的に応じて作るべき動画の方向性、演出の仕方は変わってくるのは言うまでもない。もちろん製作期間や予算、自分らしさをどう出すべきか?など個別によって強調すべき内容は変わるのだが、ここでは最低限、押さえておきたいポイントをまとめて行こう。

①求人情報のための動画(一般の人向け)

  今、エンジニア業界、バイト業界、転職業界、新規採用ととにかく人材ビジネスが特に花盛りだが、人材獲得のために多大なる広告費を掛けているところは多数であろう。「金は払ったけど、全然、応募がないよー」「ウチは小さい企業だから、優秀な人は採用出来ないよ。」と嘆きの方も多いであろう。これから5G時代となり、企業を選ぶ側も単なるテキストと写真での募集より動画の方がブラック企業か、働く現場はどうなのか?嘘が付けない動画の方がより信頼性が高いものと選ぶことであろう。恋愛ではないが、あなたが取り組んでいるものに自信があれば、そこに「賛同してくれる新たな人材」は少なからず、いるのではないか。大手企業が全てではない。やりがいを求める若者も多数いる。やる気のある若者を捕まえるためには「あなたのやる気」も見せる必要があるとも言える。


 仮に同じコンビニエンストアでも、顔出している「オーナー」「店長」の店の方が、単なるイメージ写真の広告より圧倒的に「信頼度」を得られるであろう。YouTubeに動画として上げてしまえば、一度作ればずっと、働いてくれる。今現在、タウンワークやバイトルやらIndeedなど、群雄割拠である。それに充てる10分の一、動画作りに回すという考えもあるだろう。他社との差別化を図るなら、このタイミングであろう。経費を確実に抑えながら、よりマッチングミスを防げるのが動画の力である。


 <演出上の重要ポイント>

 ①リーダーの顔が見えること
  ⇒どんな人がリーダーとなるのか?ブラックではないのか?安心材料になる。
 ②会社の求める人材、会社の姿勢を出す。
  ⇒求人者の求めるポイントと、企業の求めるポイントは合っているのか?ミスマッチングを防ぐポイントになる。ありがちなのは「弊社はアットホームです!」というのがある。この言葉を裏を読めば「ぬるい環境です!」「杜撰な対応もなあなあでやり過ごす」という意味にも見える。仕事やバイトを通じて成長を望む人ならば、ここは避けるべきだし、私はこの演出、キーワードを使う企業は怪しいと睨んでいる。
 ③従業員が顔を出す!
  これはリーダーの顔が見えることと同様に重要だ。なぜなら、「同僚が誰になるのか?」「先輩が誰になるのか?」も見えてくる。可能な限り、従業員の生の声を出すことは重要と言える。ファッションの着こなし、声のトーン、全てが情報である。企業の印象は従業員を見れば、一目瞭然でもある。

 ④未来を見せる!
  飲食店の厨房の人材を求めるにしろ、そこでどんなスキルが身に付けるのか?数年後にはどうなるのか?ケースバイケースであるが、「未来を見せる」ことは、志望者にとって「企業」「働く場所」を選ぶ重要ポイントと言える。ちなみに「ケースバイケース」というのは、人は力が入りすぎると「あれも言いたい!これも言いたい!」となる。したがって細部に渡って説明すればいい!というものでもない。場合によっては「長すぎるよ!」と飽きられ、素通りされるケースもある。ほどほどで、ズバっと心に刺さるフレーズを用意したほうがいいケースももちろん、あることは念頭に置いておきたい。

どんなスキルが身に付くのか?あなたはどんな未来を提示できるのか?

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